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更新日:2024年09月20日
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この記事は3383文字です。
  • 目次
    • 迷子猫ポスターの作り方5つのコツ
    • ①シンプル・コンパクトに作る
    • ②人目につくように作る
    • ③写真を入れる
    • ④猫の特徴を入れる
    • ⑤ポスター作成サービスを使う
    • 迷子猫ポスターの貼り方のポイント
    • 貼る位置は大人の目線よりやや下
    • 動物病院・ペットショップなどで貼ってもらう
    • ポスターを貼るときの注意点
    • まとめ

猫が迷子になったときのポスターの作り方|5つのコツと貼り方のポイントや注意点を紹介

猫が迷子になったとき「早く見つけたい」という気持ちから、捜索を始める手段としてポスター作成を考える方も多いでしょう。しかし、どのように作成すればいいのかわからない、と悩んでいる方もいると思います。

本記事では、迷子猫ポスターの作成方法の5つのコツを紹介するとともに、ポスターの貼り方の注意点やポイントについてもわかりやすく解説します。

迷子猫ポスター作成に悩んでいる方は、ぜひ最後まで読み進めていきましょう。効果的なポスター作成方法を理解して、愛猫との再会に役立ててください。

迷子猫ポスターの作り方5つのコツ

ここからは迷子猫ポスターの作り方のコツを5つご紹介します。

こちらの項目を参考にして、目を引く迷子猫ポスターを作成していきましょう。

①シンプル・コンパクトに作る

ポーズをとる猫「3」
出典:写真AC:ふぉあグラ

迷子猫ポスターを作る際は、シンプルに作ることが大切です。愛猫を心配するあまり、たくさんの情報を入れて作ってしまいがちですが、情報が多いポスターは目に留まりません。

なぜならポスターはチラシと違い「見るもの」だからです。迷子になった日付や場所、猫の名前や性別、飼い主の連絡先など必要最低限の情報でシンプルに作りましょう。連絡先を載せる際に電話番号を書く方もいると思いますが、おすすめしません。詐欺などのトラブルが起きやすいためです。メールアドレスなど個人を特定されにくいものにしましょう。

紙の大きさは、コンパクトなA4サイズかA5サイズがおすすめです。大きいサイズだと、貼ったときに遠くからでも見やすいですが、雨や風ではがれやすくなります。また、パッと見た際に目線が散らばり、情報が入りにくくなるデメリットもあります。

②人目につくように作る

迷子猫ポスターは、人目につかなければ意味がありません。そのためポスターを見た際に、一目で「迷子の猫を探している」ことがわかるよう、赤や黄色などの目立つ色を使ってポスターを装飾しましょう。縁取りをするのもおすすめです。

「迷い猫」「迷子です」「探しています」などのタイトルをつけると、ポスターを見た人がどんなポスターなのかが見ただけでわかりますね。タイトルをつける際は、大きい文字にするのを忘れずに。

③写真を入れる

迷子猫ポスターには、写真を載せましょう。全身と顔のアップなどがあると良いです。写真を載せるとき、三毛やサビの子は模様や毛色が見えるように載せると、わかりやすいポスターになります。

イラストを載せる方法もありますが、写真の方が印象に残りやすいです。ポスターには出来る限り写真を載せましょう。

④猫の特徴を入れる

猫の名前や性別以外にも、猫の特徴をポスターに記載しましょう。鍵しっぽや短いしっぽ、耳の形などの見た目の特徴のほかに、性格も記載すると発見につながりやすくなります。

見た目の特徴を記載する場合は、その部分がわかるような写真も入れましょう。また、特徴は誰が見てもわかるような表現にします。例えば、鍵しっぽが特徴の猫の場合はそのまま「鍵しっぽ」と書かずに「しっぽの先が折れ曲がっています」などと猫に詳しくない人にも伝わるようにしましょう。

もし、迷子猫を目撃した場合は追いかけたり、大きな声を出してはいけません。猫が驚いてしまい、隠れてしまったり事故やケガにつながったりするからです。迷子猫を目撃したら、ポスター記載の連絡先へ速やかに連絡しましょう。

⑤ポスター作成サービスを使う

猫 可愛い イタリア ローマ コロッセオ
出典:写真AC:Hadsuki

ワードやエクセルなどを使ってオリジナルの迷子猫ポスターを作る方法もありますが、レイアウトやフォントなどを全て考えなければいけません。その点、ポスター作成サービスを活用すると短い時間で迷子猫ポスターが作れます。

こちらの機能は登録したペットの情報から、無料でポスターを自動生成できます。時間も5分と短いため、ポスター作成の経験がない人にもおすすめです。

ポスター作成

迷子猫ポスターの貼り方のポイント

では、実際に作成した迷子猫ポスターを貼っていきます。貼り方のポイントに注意して貼っていきましょう。

以下でわかりやすく解説します。

貼る位置は大人の目線よりやや下

ポスターを貼る際の位置はとくに重要です。高い位置ではなく、大人の目線よりやや下に貼りましょう。

ポスターを貼る位置が高いと捜索に必要な情報が得られなかったり、ポスターを見てもらえなかったりします。やや下の位置で貼ることで、目線の低い子どもやお年寄りなどさまざまな年齢の人たちからも見やすくなるでしょう。

また、高い位置にあるポスターは威圧的に感じられてしまいます。心理的にも、低い位置にポスターを貼る方が受け入れやすくなります。

動物病院・ペットショップなどで貼ってもらう

ポスターを貼る場所は、人が集まる場所に貼るのがおすすめです。動物病院・ペットショップは人も集まりやすいうえに、動物に関心がある人が数多くいます。そのため、迷子猫ポスターを見てもらえる機会が増えるでしょう。

そのほかにも、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、ドラッグストアもおすすめです。人の出入りも多く、訪れる人の年齢層も幅広いためポスターが目に止まりやすくなります。

ポスターを貼るときの注意点

ポスターを貼る場所というと電柱や街路樹、道路の柵なども浮かびますが、このような場所に許可なく貼ることは軽犯罪法に触れるおそれがあります。気をつけましょう。

やむを得ず貼る場合は、電柱の所有者または管理している自治体に連絡を取り許可をとってからになります。

また心配するあまり、1ヶ所に何枚もポスターを貼るのも避けましょう。2枚以上貼ってしまうと、嫌悪感をもたれてしまうためです。

ポスターを貼る際は、ラミネートも忘れずに行いましょう。ラミネートしておくと雨に濡れてしまっても、文字や写真がにじみにくくなります。反対に、ラミネートをしていないポスターはボロボロになりやすく、見た目も汚くなってしまいます。ボロボロの見た目は悲壮感が漂うだけでなく、嫌悪感から貼ることを許可した方が剥がしてしまう要因となります。

こういったことを防ぐためにも、掲示期間を設定しておきましょう。掲示期間を設定しておくと、ポスターをきれいなまま保つことができるうえに、迷子猫の目撃情報などをアップデートしたポスターに作りかえることもできます。古いポスターよりも新しいポスターの方が、目に留まりやすくなるためおすすめです。

まとめ

迷子猫のポスターを作成しようとしても、作り方がわからず悩んでしまう人も多いと思います。本記事では、5つの迷子猫ポスターの作成方法のコツ・貼り方のポイントや注意点をご紹介しました。

ポスター作成の際は猫の写真や特徴を入れつつ、必要最低限の情報でシンプルにコンパクトに作ること、目立つ色を使い人目につくように作ることが大切です。

また、貼るときのポイントとしては、大人の目線よりも低い位置に貼ることや動物病院・ペットショップなど人が集まりやすい場所に貼っていくことです。電柱や街路樹に貼りたい場合は、許可をとってからとなるため注意が必要です。

ペットの情報を登録するだけで、簡単にポスターを自動生成してくれる機能もあります。上手く活用しながら、目に留まりやすいポスターを作っていきましょう。

今回の記事と紹介した機能を活用していただき、人目につきやすいポスター作成に役立ててください。1日でも早く、愛猫と再会しましょう。


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記 者

カフェ
カフェ動物病院で働いています/愛玩動物看護師🌸

監 修

すやま獣医師
すやま獣医師麻布大学獣医学部獣医学科卒業、臨床歴10年以上の獣医師 動物臨床医学会 獣医総合臨床認定医 一次診療施設、二次診療施設のどちらも経験 動物病院の元院長 現在は動物の情報を正しく世の中に広げるためにwebライターとしても活動中